GA4には無償版と有償版が存在します
GA4は無償版、有償版が存在します。UAの有償版を利用している場合は、有償版のGA4が利用できます。ただUAとGA4では料金体系が変わるため、詳細は契約を行ったパートナー企業にご確認ください。それでは主な違いを見ていきましょう。
SLA(サービスレベルアグリーメント)の有無
有償版にはサービスレベルアグリーメントがあります。主な内容としては
・99.9%以上のデータ計測
・99%以上のレポート画面のアクセス可能
・98%以上の指定時間以内(規模によって期間が変わる)での送信されたデータのレポート表示
これらを満たさなかった場合は「クレジット」での返金が行われます。
制限枠の拡大
利用出来る変数の枠などの上限が有償版の場合は広がります。
詳細は以下URLをご確認ください。
主な違いは
- イベントに紐づくパラメータ数(イベントごとに25個⇒100個)
- カスタムディメンションと指標の作成個数(50個⇒125個)
- ユーザースコープのカスタムディメンション(25個⇒100個)
- 設定出来るコンバージョン数(30個⇒50個)
- サンプリングが発生しない上限(1,000万イベント⇒10億イベント)
- 非サンプリングのデータ探索(不可⇒1日最大500億件のイベント)
- 探索機能でのデータの保持期間(最長14ヶ月⇒最長50ヶ月)
- BigQueryでのエクスポート(1日最大100万イベント⇒1日最大数十億イベント)
機能の違い
その他にも一部機能の違いがあります。
・有償版ではディメンションの種類数が多い場合に「(other)」に分類されてしまう問題を解決する「自動カスタム表」などがあります。
・有償版ではプロパティからデータを一部フィルタして新しいプロパティを作成する「サブプロパティ」機能や、複数のプロパティを1つにまとめて新しいプロパティを作成する「統合プロパティ」機能があります。
パートナーによるサポートや付随サービス
有償版はセールスパートナーが販売する製品になります。セールスパートナーによる各種サービスを無償・有償で受けることが可能です。詳しくは各セールスパートナーにご確認ください。