「維持率」概要
サイトの継続利用や新規とリピーターに関するレポート群を確認できます。コホートや維持率に関しては数値の見方を理解した上で利用する必要があります。使えるシーンは限られていますが、継続利用の価値が高いサイト(ニュースメディアやオンラインサービス等)はチェックしておきましょう。
有用度
2.5
利用頻度
2.0
関連公式ヘルプ
概要
継続利用に関するグラフが6つ表示されます。
- 新しいユーザーとリピーターの時系列推移
- コホート別のユーザー維持率の時系列推移 ※該当日から1日後(2日目)・7日後(8日目)・30日後(31日目)に再訪したユーザーの割合
- コホート別のユーザーエンゲージメントの時系列推移 ※該当日から1日後(2日目)・7日後(8日目)・30日後(31日目)に再訪したユーザーの平均滞在時間
- ユーザー維持率 ※ユーザーが初めてアクセスした日の人数を100%とした時に、何%が翌日以降戻ってきているかを42日先まで表示
- ユーザーエンゲージメント ※最初の42日間に再度サイトを訪れたユーザーの平均エンゲージメント時間
- ライフタイムバリュー 新規ユーザーの初回訪問から120日間の平均収益を表示。複数回購入などによってこの収益書きが増えてきます
レポートのカスタマイズ機能が用意されており、カードの追加・変更・削除が出来ます。レポートのカスタマイズ方法に関しては「レポートのカスタマイズ」を確認してください。追加出来るカードに関しては、どのレポートでも選択肢は一緒です。
レポートで見るべきポイント
把握が難しいレポートですが、以下の見方をすると良いでしょう。
1)まずは新規やリピートの推移を見て、大きな変化や傾向が無いかを把握する。
2)ユーザー維持率に変化が起きていないか。維持率が低くなる=ユーザーが離反し始めている事がわかります。
3)ユーザーエンゲージメントの数値が基本上昇傾向にあるか?長くサービスを利用するほど訪問時の滞在時間が長くなりより利活用が進んでいるかを把握する。
小川
サイト種別によってはそれほど役立たないレポートですが、特にアプリや継続利用モデルのビジネスを提供しているサイトにとっては重要な指標になります。特にアプリの場合はアンインストールすると再度利用することは少ないため、ユーザー維持率は重要なKPIになり得ます。