目次
概要
探索レポートは便利なのですが、特に自由形式はくみあわせが膨大です。どういったディメンションと指標を組み合わせると意味があるレポートとなるのか?全部で11種類の自由形式レポートを紹介いたします。全てカスタムでの実装を必要としない内容となっています。
使えそうなものがあれば、ぜひ自社の探索レポートでも反映してみてください。URLをクリックして反映する機能などはないので自分で項目を選んでいく必要があります。
時系列レポート
ディメンション:日付
指標:任意に指標
利用目的:時系列で複数の指標の変化を発見する。全指標が変化しているのか、一部の指標のみ変化しているかを把握。
集客レポート
ディメンション:セッションのデフォルトチャネルグループ、セッション参照元またはメディア
指標:アクティブユーザー、セッション、エンゲージメント率、セッションあたりの平均エンゲージメント時間、キーイベント数、セッション キーイベント レート
ネストされた行=Yes
利用目的:流入元の基本的な特徴を見つける。流入量や回遊度合い、CVへの貢献を発見する。
初回獲得エンゲージメントレポート
ディメンション:最初のユーザーのデフォルトチャネルグループ
指標:アクティブユーザー、リピーター数、ユーザーあたりのセッション数、エンゲージメント率、キーイベント、ユーザー キーイベント レート
利用目的:新規獲得につながった流入元の特定。また新規訪問のうちどれくらいリピーターに貢献したかもチェック。エンゲージメントやユーザーあたりのセッションをみて接触度合いを測る。
訪問回数レポート
ディメンション:ga_session_number(カスタムディメンション登録)
指標:アクティブユーザー数、エンゲージメント率、セッションあたりの平均エンゲージメント時間、キーイベント、セッションキーイベントレート
利用目的:訪問回数ごとの分布や訪問回数が増えることによって、ユーザー行動が変わるかを調査する
ランディングページレポート
ディメンション:ランディングページ+クエリ文字列
指標:アクティブユーザー数、セッション、エンゲージメント率、セッションあたりの平均エンゲージメント時間、キーイベント、セッションキーイベントレート
利用目的:一番最初に見られている第一印象を決めているページの把握。流入後、エンゲージメントや滞在につながっているのか?そして最終的なCVへの貢献把握。
入口出口レポート
ディメンション:ページパスとスクリーンクラス
指標:表示回数・閲覧開始数・離脱数・ユーザーあたりのビュー
利用目的:ページ単位での閲覧状況を確認。入口や出口が多いページや、平均何回見ているかを把握し、回遊を促すべきページなどを特定
キーイベントレポート
ディメンション:イベント名
指標:アクティブユーザー、キーイベント、
ユーザーあたりのイベント数
フィルタ:キーイベントです=true
利用目的:各CVの発生回数やユーザーあたりの発生回数をチェック。ディメンションに日付を追加すれば、日単位で確認可能。
コンバージョン率レポート
ディメンション:日付
指標:キーイベント、セッションキーイベントレート、
ユーザーキーイベントレート
利用目的:日単位のコンバージョン率を確認する。現在の探索では任意のCV(1つあるいは複数)を選んでCV率を表示する機能がありません。手動での計算必要となります。
ファイルダウンロードレポート
ディメンション:ページパスとスクリーンクラス、リンク先URL
指標:イベント数
フィルタ:イベント名=file_download
利用目的:どのページから、どのファイルがダウンロードされたかを一覧で確認可能です。
外部リンククリックレポート
ディメンション:ページパスとスクリーンクラス、リンク先URL
指標:イベント数
フィルタ:イベント名=click
利用目的:どのページから、どの外部リンクが押されたかをを一覧で確認可能です。