サブプロパティの管理

サブプロパティの管理 ※有償版のみの機能

サブプロパティを作成することで、既存のプロパティから一部データを抽出した新しいプロパティを作成することができます。

右上の「サブプロパティを作成」を選択することで、作成が開始できます。

サブプロパティの設定

まずは基本情報を入力していきます。

参照元プロパティ:どのプロパティからデータを取得したいのか
サブプロパティの詳細:名称、タイムゾーン、通貨などを選択してください
このサブプロパティの作成にあたって追加費用」が発生することを理解しています
を選択してください。

サブプロパティを利用するには別途コストがかかります。サブプロパティのイベントの費用は参照元プロパティのイベントの費用の50%です。数値は例ですが例えば参照元プロパティのイベント数が10000件で、10000円だとします(1イベント1円)。サブプロパティで計測されるイベント数が2000件の場合は、1000円となります(2000✕1イベント1円✕50%で算出)

データフィルタ

フィルタの編集を押して、どのような条件でデータを絞り込むかを整理します。

フィルタでは「含む」「除外」を選べ、OR/ANDや正規表現も利用できます。使えるディメンションは限られており、主なものは以下のとおりです(変わる可能性もあるので実施時には自らチェックをお願い致します)


イベント名
ページの完全なURL
ページ階層
ページタイトル
地域(都道府県)
ユーザーIDでログイン済み
言語コード
カスタムディメンションとして登録しているイベントパラメータ

となります。最後のカスタムディメンションとして登録しているイベントパラメータを使えば、かなり自由度が高いフィルタリングができそうですね。記事公開時点では「デバイス カテゴリ」が無いのがちょっと気になるところです。

ビジネスの概要

後はビジネスの概要の答えて、作成をしたら新たなサブプロパティが作成されます。参照元のデータを使っているため、新たにタグの追加等は必要ありません。

サブプロパティの仕様

・サブプロパティ単位でユーザーの追加と削除、コンバージョンの設定、オーディエンスの作成、データの削除、Google広告等へのリンクなどが個別に行なえます
・オフラインイベント以外のデータをインポート出来ます
カスタムディメンションとカスタム指標は、元のプロパティから継承されません。新規に作成が必要です。
・サブプロパティ独自のイベントを作成することはできません。元プロパティでの作成が必要となります。
・データ削除を参照元プロパティで行った場合は、サブプロパティでも削除されます。サブプロパティ内でデータ削除を行った場合は、サブプロパティのみのデータが削除されます
・初期設定してからデータが反映されるまで、リアルタイムデータの場合は5分~4時間、日別のレポートは4~36時間ほど待つ必要があります

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